銭ゲバ歯科医にだまされるな! いい歯医者、ヤバイ歯医者の見分け方 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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銭ゲバ歯科医にだまされるな! いい歯医者、ヤバイ歯医者の見分け方

検査も十分にしないまま、すぐ「抜きましょう」と言いだす歯科医が増えている。その背景を探っていくと、業界に蔓延るカネ儲け主義が見え隠れする。

ヤバい医者の特徴

 

 

一人でやっている(受付もいない)
助手も歯科衛生士もおらず歯科医が一人でやっている場合、唾液のバキュームや消毒など、さまざまな支障が出るだけに不安が大きい。

毎回担当医が変わる
担当医がコロコロ変わるのは、日替わりでアルバイト歯科医を雇っている可能性大。きちんと治療方針も決まらず、無責任きわまりない。

触診をしない
患部を触らずに正確な診断はできない。どうせ抜くのだから一緒とばかり、カネ儲けのために時間を短縮しようとする意図が見える。

レントゲンをめったに撮らない
毎月通院しているのに、レントゲンは3年前に撮ったきりというケースもめずらしくない。歯科医の怠慢と言わざるをえないだろう。

20時以降も治療を受付けている
日中に営業してもほとんど患者が来ないので、営業時間を変えたのだろう。なぜ閑古鳥が鳴いていたかを考えたら、避けるのが無難だ。

歯科衛生士の比重が高い
歯科医が滅多に顔を出さず、歯科衛生士に任せているケースが多々ある。歯科医のやる気が感じられず、別の医院に変えるべきだろう。

取材・文/田中幾太郎 イラスト/内山弘隆

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斎藤 正人

さいとう まさと

サイトウ歯科医院

院長

1953年東京都生まれ。神奈川歯科大学大学院卒。極力、歯を抜かずに残す治療を心がけ、「抜かない歯医者」を標榜する。一昨年9月『この歯医者がヤバい』(幻冬舎新書)を上梓。


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